私が思うドイツ留学のデメリットと解決策

germany flag in front of building

こんにちは、Kittyです!

ここまでドイツ留学の様々なメリットや楽しい事、美しい景色などをご紹介してきて、もしかしたらこう思う方もいるんじゃないかと思います。

そんなにいい話ばっかりなわけないでしょ…
もっとリアルな話が聞きたい!

もちろん、ドイツ留学にはデメリットもあります。
英語圏ではなくあえてドイツを選ぶことによるデメリットもあります。

良い情報ばかりを並べることによってドイツがまるで夢の国で、留学に行けば世界が180度変わる!と豪語することは簡単です。
でも私は、このブログではいい面も悪い面もひっくるめてリアルな声を届けていきたいと考えています。
なので今回は、1年間の留学を経た今私が思うドイツ留学のデメリットとその解決策をお伝えします。
なお、今回お伝えする内容は交換留学した上で得た情報をもとにしています。

Contents

言語習得が中途半端になりがち

ドイツ語は難しい

大前提として、ドイツ語はとても難しい言語です。
第2外国語としてドイツ語を履修した方なら分かると思います。

英語を20倍ほど複雑にした言語とイメージすれば分かりやすいと思います。
(英語でいう”The”だけで16種類もあるんですよ…)

そのため、大学入学後にドイツ語を学び始めて、わずか2年とちょっとで大学の授業をドイツ語で受けられるようになるのは難しいと言う人が多いです。
大学での交換留学はドイツ語にフォーカスする場合、専門科目の留学ではなく語学留学のようになることが多いと思います。

英語を伸ばすなら英語圏のほうが手っ取り早い

ドイツで英語を伸ばしたい!と考える方もいるでしょう。
ドイツの大学は、英語での講義が多数ある学部は多い印象です。
なのでこの方向性で留学をすることは必ずしも間違いとは言えません。

英語の語学力を向上したい場合、英語を母国語とする人達と日常的にコミュニケーションをとるのが効果的ですが、ドイツに特別英語圏のネイティブが多いわけではありません。
多くは「ネイティブではないが、英語は問題なく話せる」という層です。

よって英語を特別伸ばしたい!という目標があるのであれば、ドイツで限られた英語ネイティブを探すよりも潔く英語圏の国へ留学したほうが手っ取り早いと言えます。

どっちつかずの状態に

以上のように、ドイツ語をメインに語学習得を頑張ろうとすると大学の授業が難しすぎて撃沈し、英語をメインにしようとすると英語圏ほど効率的にはいかない、という事態に遭遇することになります。

もし行こうとしている大学にどうしても受けたい講義があるなど、能動的な理由があればその限りではありません。
英語でもドイツ語でも、専門科目を学ぶことを目的とする場合ですね。
その場合でもドイツ語初心者の場合、ドイツ語が大きなネックになるのは言うまでもないと思います。

では、どうすればいいのでしょうか?

解決策1:大学の講義以外にフォーカスしてドイツ語を向上!

大学で授業を受ける以外にも、語学を上達できる方法はいくらでもあります。
とりあえずドイツ語の講義を取ってみてドイツ人の友達を作ってみたり、タンデムパートナーを作ってみたり…
(タンデムパートナーについてはこちらの投稿で詳しく書いているのでぜひ読んでみてください)

この場合は英語ではなく、ドイツ語にフォーカスすることになりますが、ドイツに留学するメリットを十分に活かすことができます。
また私自身も実感していますが、ベルリンは特に英語を話す機会が多いのもあり、英語圏への留学よりは非効率的とはいえ英語の能力も底上げされます。

中途半端になりやすい、とは裏を返せばいいところ取りができるということでもあります。
欠点を上手く補えば、ドイツ語も英語も上達できる留学にすることができます。

解決策2:あらかじめドイツ語をマスターしてから留学する

先ほど、大学でドイツ語を始めて2年とちょっとでドイツ語で専門科目の授業を受けるのは難しい、と書きましたが、努力次第では可能です。

中には、ドイツ語を勉強し始めてわずか半年でドイツ大学院の入学資格で必要となるC1の試験に合格してしまった人もいるようです。

大学の学部入学ではB2レベルが必要とされることが多いので、2年間みっちり学べば十分目指せる範囲なのではないでしょうか。

大学で授業をドイツ語で受けていくうちに向上もされていきますので、授業が受けられるレベルまでドイツ語能力を向上させてから留学に行くのも選択肢のひとつです。

旅行ばかりしてしまう

train with smoke
Photo by Gabriela Palai on Pexels.com

ドイツはEU圏に位置し、ヨーロッパのほとんどの国への旅行が簡単です。
飛行機も安価で、時にはバスや電車で移動することもできます。
日本にいるときに比べると、10分の1の値段で気軽に旅行ができるんです。

そのため、旅行をしすぎて学業を疎かにしてしまったり、思ったよりも多くのお金を使ったりしてしまうことがあるかもしれません。
人によっては嬉しい悲鳴でもありますね。(笑)

解決策:しっかり計画をたてる

始めにしっかり計画を立てることが大事です。

どの国に行きたいのかリストアップし、予算を立てて計画することによって留学中に旅行ばかりになってしまうのを避けることができます。
留学中の旅行計画についてはまた別で記事を書こうと思っています。

とはいえ、気軽にヨーロッパの国々を身に行けるというのはドイツ留学の大きなアドバンテージでもあります。
それがかえって仇にならないように、まずは勉強を第一にしっかり計画を立てて旅行しましょう。

終わりに

いかがでしたか?

ドイツ留学のデメリットを考えたときにパッと思いつくものがこれくらいしかなかったうえに、後半は苦し紛れのようになってしまいました。(笑)
それくらい、ドイツは新しい可能性に溢れたいい留学先なんだと思います。
後々新たに発見があるかもしれないので、その時は随時更新していきます。

皆さんの色々な意見もぜひ教えてください!

現在、ブログのスタートダッシュとして毎日投稿をしています。
ぜひ明日も覗きに来てくださいね!

Kitty

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この記事を書いた人

22歳、都内の某大学に通う大学生。
2021年9月から2022年8月までベルリン自由大学にて交換留学を経験。
留学生や留学、ヨーロッパやドイツに興味がある人に向けて色々な情報発信をしていきます!

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