【ドイツ留学】交換留学生の1年間のスケジュール【ベルリン】

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海外留学をしようかどうか迷っているときに気になるのが1年間のスケジュール

  • 1年間という限られた留学生活の中で一体どんなことをしているのか?
  • 留学の1年間の大体の流れが知りたい!
  • 海外の大学って夏休みや冬休みはどれくらいあるの?

こういった疑問を解消するために、実際に1年間の交換留学を経験した私が交換留学の1年間の流れを解説します!

Contents

はじめに

私は2021年9月から2022年8月までの1年間ドイツ・ベルリンでの交換留学をしました。

専攻は音楽学ですが、留学先の大学では舞台芸術学の授業を取っていました。
また、私が留学していた大学では海外からの学生向けの英語での授業が豊富だったため、そういった授業もメインで取っていました。
全体的に履修数は少な目な方だったと思います。

こんなゆるゆる留学生の1年間をご紹介します!

2022年9月 渡航

本来ならば10月から始まる冬学期の開始に合わせて渡航をすれば十分でした。
ただ、ドイツという新しい環境に慣れるため、そして少しでもドイツ語を上達させるために、早めに渡航して学期前の集中ドイツ語講座「Vorkurs」を受講することにしました。

このVorkursは受講料が高額で毎日大学に通わないといけないことから留学生たちの評判がよくないそうです…。
ドイツは国公立ならば大学の受講料がかからないので尚更ですよね。

Vorkursが9月6日くらいから始まるので、9月3日にはもう渡航を済ませていました

渡航後の流れなどはこちらの記事を参考にしてみてください。

そしてこのVorkursは毎日3時間、みっちり1か月間続きます
なので9月中は毎日大学に行っていました。

10月 冬学期開始!

10月の半ばから冬学期がスタートします。

留学生を含む新入生は、その前に

  • オリエンテーション
  • キャンパスツアー
  • 新入生歓迎会

など様々なイベントがあるのでちょっと忙しい印象です。

履修登録も10月に入ってから行いました。
私が行っていた大学では履修登録後2週間ほどは自由に科目を追加したり辞めたりできる期間があったため、履修登録は気楽でした。

11月 慣れてきたころ・ビザ申請

ようやくドイツでの暮らしにも慣れてきた頃です。
授業をそこそこにこなしつつ、同じドイツ語クラスで仲良くなった友達とよく出かけていました。

また、11月始めにはビザ申請の準備をしていました。
ドイツでは入国から3か月以内にビザを取らなければいけないので、早め早めの行動が大切です。

Sansucci palace
サンスーシー宮殿。ベルリン近郊の散策も多くしました。

12月 クリスマス休暇&クリスマスマーケット!

大学では12月20日くらいから年明けまでクリスマス休暇がありました。
ちょうど学期の半分くらいにあたるので、休暇前に中間試験を実施する授業もありました。

さて、ドイツといえばクリスマスマーケットですよね。

ベルリンでは12月の始めから街にクリスマスのムードが漂いはじめて、色々な場所でクリスマスマーケットが開かれるようになりました。
それぞれのクリスマスマーケットは規模も内容も微妙に違うので、お気に入りを探すのが楽しかったです。

Christmas market
ジェンダルメンマルクトのクリスマスマーケット。豪華でロマンチックでした!

1月 新年

驚くことにドイツでは日本のように年明けの三が日という風習がありません。
よってさすがに1月1日は休みですが、翌日から普通に授業があります
一気に日常に戻っていくので、拍子抜けした記憶があります。

徐々にクリスマスマーケットも終わり、寒さも厳しくなってきます。
暖かくなる春を夢見る日々でした。

また、ドイツからは簡単にヨーロッパ旅行が出来るので、週末でミラノに旅行に行ったりしていました。

Milano
ミラノのドーモ。

2月 初めての期末試験&春休み

2月の半ばごろから期末試験の時期になりました。
2022年のこの頃はドイツでもコロナの影響が強く、試験はオンラインで行っていました。
ドイツ語の授業はオンラインでの文法テストとスピーキングテスト、それ以外の授業は、1週間ほどの期限で与えられた問いに記述式で回答するショートエッセイ形式のテストでした。

2月の終わりには全ての試験が終わり、待ちに待った春休みです!
春休みは4月の半ばまで続きます。

私はこのころフランスのパリとマルセイユに10日間ほどの旅行に行きました。

paris
パリのルーブル美術館。
marseille
マルセイユのSaint Charles駅。

3月 春休み

3月も引き続き春休みです。

私は相変わらずドイツ国内の旅行をしたり、ドイツ語の向上のために私立の語学学校に通ってみたりしました。
(このあたりのことも記事にしたいと思います!)

4月 夏学期開始

4月の半ばからはいよいよ夏学期が始まりました。
新しい授業で新しい友達を作るチャンスです。

右も左も分からなかった冬学期に比べて、履修登録もだいぶ手慣れたものになりました。

また、私は4月の終わりに母が日本から会いに来てくれたので、学校の祝日休暇を利用して一緒にローマに旅行に行ったりしていました。

rome
ローマのトレヴィの泉。

5月 ようやく春らしく

5月にもなるとドイツの北に位置するベルリンでも半袖で過ごせるくらい暖かくなります。

私は履修登録時に月曜を全休にしていたため、5月中も引き続き友人とドイツ国内の旅行をしていました。
もちろん授業もきちんとこなしていましたよ!

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ハノーファー。

6月 プレゼンラッシュ

夏学期も佳境になってくると、取っている授業で度々プレゼンを求められます。
ほぼ全ての授業でプレゼンをやった気がします。

プレゼンって人前で話すのが苦手な人にとっては地獄ですよね。
私もその一人です。

そんなプレゼンをなんとか乗り越えながら日々の授業をこなしていたら6月は怒涛のように過ぎていきました。

7月 期末試験そして帰国

7月半ばに期末試験期間があります。

今回はコロナも落ち着き、キャンパスで試験を受けました。
今回もエッセイ形式のテストが多かったのですが、冬学期と比べて1週間の猶予が無く、90分以内など時間が決められている中でのテストだったため個人的にはより難しく感じました。

期末試験が終われば旅行&遊びです!
残された期間、思い残すことがないように心掛けました。

交換留学生は7月末~8月半ばの間に帰国する人が殆どです。
(私ももうすぐ帰国です!)

終わりに

いかがでしたか?

留学中の1年間の流れはイメージできたでしょうか?
何か質問などあれば気軽にコメントくださいね!

この記事が皆さんの助けになれば嬉しいです。

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Kitty

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この記事を書いた人

22歳、都内の某大学に通う大学生。
2021年9月から2022年8月までベルリン自由大学にて交換留学を経験。
留学生や留学、ヨーロッパやドイツに興味がある人に向けて色々な情報発信をしていきます!

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