【ドイツ留学】1年間で実際にかかった費用

Kitty

こんにちは、Kittyです!
この記事では私の1年間のドイツ留学で実際にかかった費用を包み隠さず一気にご紹介します!

この記事はこんな人におすすめ
  • ドイツ留学に興味がある人
  • ドイツ留学でかかる費用が知りたい人
Contents

はじめに

実際の留学費用の前に、前提条件をお話しします。

私の留学は大学間の交換留学です。

生まれて初めての一人暮らし、海外生活だったため、色々思わぬ出費が多くて結果的に費用もかさんでしまったかもしれません。
これから留学をする皆さんは、だいたいこれくらいの目安なのか~くらいに思って気楽に読んでくださいね。

また、出費の中には旅行費は入れていません
理由は、都市や期間によって大きく費用がばらついてしまうのと、私の場合は旅行先の都市に滞在している友人に泊めてもらったりしていたため、あまり参考にならないかもしれないからです。

それ以外の旅行費用については、また改めて記事にしたいと思っています!

それでは、本題に移ります!

学費

200ユーロ×2セメスター=400ユーロ

これはSemester Feeといって、ドイツのほぼ全ての大学で学生に支払うことを義務化しているものです。
これによって大学がある都市の電車・バス・トラムが乗り放題になったり各種学割を受けられたりします。
各学期ごとに支払いが必要で、私は2学期間留学していたのでこの金額になりました。

私は前述の通り交換留学だったので、学費は日本の大学に納めています。
とはいえ、ドイツの大学は国公立ならば授業料などはかからないので、交換留学じゃなくても大体同じくらいの金額になるのではないかと思います。

固定費

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固定費とは

家賃、保険料、通信費など毎月決まった額を払う費用です。

私は出費を管理するときに固定費と流動費(後ほど説明)を分けたほうが管理がしやすいので、家計簿もそれで管理しています。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。

家賃

700ユーロ×12ヶ月

私自身留学に行く前にドイツの家賃の相場を見ていたんですが、700ユーロってぶっちゃけ相場の数倍高いです

なぜこんなに高いかというと、

  • 首都ベルリンだから
  • ベルリンでは部屋不足が深刻だから
  • 郊外ではなく中心部の部屋だから
  • 一人用のアパート部屋だから(専用のシャワールーム、トイレ、キッチン付き)

です。

こんなに好待遇の部屋にしたのは海外生活&一人暮らしが初めてだったからで、そうじゃなければ正直言ってこんな高いところじゃなくても十分だと思います。

大学提携のWGに住んでいた友達は500ユーロほどで済んでいましたし、私も近い将来大学院留学をするときはWGにしようかと思っています。

ただ、中心部・一人部屋は本当に快適でした!

通信費

18ユーロ×12ヶ月

Aldi TalkのPacket L(1か月につき12ギガバイト、通話・SMS無制限)を使っていました。

Aldi Talkはプリペイド式で、銀行から自動振り込み設定もできるので便利です。

保険料

112ユーロ×12ヶ月

大学入学者は留学生とはいえ、法定の保険に加入しないといけません。
私はAOKという会社の保険に加入していました。
毎月銀行口座から引き落とされるように設定していました。

娯楽費

2ユーロ×6ヶ月、5ユーロ×12ヶ月

半年過ぎたあたりから友達とDisney plusのファミリープラン(5人くらいで割っていたので月に2ユーロ)に加入したのと、Apple Musicのドイツ版(月に5ユーロ)に加入しました。

無くてもいいと思いますが、ドイツ語の勉強にもなるので加入して良かったです。

固定費の合計

10032ユーロ(1か月あたり836ユーロ)

ドイツのビザを申請するのに必須の閉鎖口座の1年分の金額とほぼ同じです。

閉鎖口座にあらかじめ入金したお金は毎月銀行口座に振り込まれるので、それで家賃などを払っていました。

ベルリンは都会だということを差し引いてもかなりの額になってしまいました。

ただ、前述した通り、家賃はWGや寮に入れば抑えられるのでもっと少ない金額にすることは十分可能です。

流動費

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流動費とは

食費など、毎月額が変わる生活費のことです。
月によってバラバラなのですが、大体の目安を書いていこうと思います。

自炊費

92ユーロ×12ヶ月

平均値を取りました。

渡航したての頃などは調味料を買う必要があったりで出費がかさんでいた記憶があります。
また、自炊も初心者なので食材を多めに買ってしまってダメにしてしまったこともありました。

一人暮らしをしたことのある経験者の方はもっと上手くやりくりできると思います。

外食費

80ユーロ×12ヶ月

カフェやベーカリー、レストランなど自炊以外で外で買った食べ物のお金は外食費として計算しています。
これは本当に月によってバラバラです。

例えば、タンデムパートナーがいなかった前半はほぼ0でしたが、後半は毎回カフェで会っていたので毎回5ユーロほどかかります。
また、後半になるにつれて仲のいい友達が増えて外食の機会も増えていきました。
節約するために、一人のときはカフェには行かないようにするなどの工夫はしていました。

日用品費

80ユーロ×12ヶ月

食べ物以外の出費は大体日用品として計算していました。
例外として、本は体験費として分けてあります。

服や靴を買った月は出費も多めです。
ただ、節約術の記事で紹介したように蚤の市や古着屋を活用すれば安く抑えることができます。

交通費

ベルリン内で完結すれば無料

ベルリンの市内ならば学生証で公共交通機関が乗り放題ですが、他の都市に遊びに行った際は切符を買わないといけません。

旅行分は今回は計算に入れないので、ベルリン内で完結した設定にします。

参考までに、月に2回は他の都市に旅行に行っていた私は、交通費は月によって50~100ユーロほどかかっていました。
バスや快速(ICE)に比べて安いREトレインを使って工夫していました。

Kitty

またラッキーなことに6,7,8月は9ユーロチケットのおかげでドイツ国内の快速以外の電車が学生証を見せるだけでタダで乗れたのでその恩恵をありがたく受けていました。

本や美術館、アクティビティなどの体験費

合計で200ユーロほど

美術館は渡航して間もないころに国立美術館の年間パスポートを買っていたので、だいぶ費用を抑えられました。
学生証を見せれば通常50ユーロのところを半額の25ユーロで買えるので、とってもお得だと思います!

雑誌や子供向けの本などもちょくちょく買っていました。

また、ベルリンフィルハーモニーやオペラなどにも行っていました。
学生割引で9ユーロほどで見たり、公演直前の割引を使ったりして安く抑える工夫をしていました。

流動費の合計

3224ユーロ(1か月で268ユーロ)

娯楽費に大きくお金をかけなくても、ベルリンには無料で入ることができるギャラリーがあったりウィンドウショッピングができたり、学生割引を最大限に利用して年パスを買ったりお手軽にコンサートを鑑賞したりできるので、退屈することはありませんでした。

とっても学生フレンドリーな街だと思います。

全ての費用の合計

13656ユーロ(一か月で1138ユーロ)

日本円に換算すると1877942円(1ユーロ=137円)です。

旅行をする場合にはこれにプラスアルファでかかってきます。

ただ先述の通り、家賃は抑えることができますし、外食や日用品の購入をもっと減らすこともできます。
なので地域によってはこれの6~7割で生活することも十分可能です。

今回の留学は、私は給付型の奨学金を頂きつつ両親にも援助をしてもらったので、頭が上がりません。
次に計画している留学ではなるべく自分のお金で行く工夫をしたいと思っています。

終わりに

いかがでしたか?

留学にはお金がつきものです。
留学にかかるお金はしっかりあらかじめ計算しておくのが大事です。

この記事が皆さんが留学を検討するときの目安になれれば嬉しいです!

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Kitty

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この記事を書いた人

22歳、都内の某大学に通う大学生。
2021年9月から2022年8月までベルリン自由大学にて交換留学を経験。
留学生や留学、ヨーロッパやドイツに興味がある人に向けて色々な情報発信をしていきます!

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