こんにちは、Kittyです!
これから留学する皆さん、せっかく留学に行くのなら現地の言葉や英語をしっかりマスターしたいですよね?
でも学校の授業だけじゃついていけるか不安だし、引っ込み思案だから友達ができるかも不安…
そんなあなたにぴったりな方法があるんです!
今日は私も現在進行形で活用している言語習得のための近道、タンデム、タンデムパートナーについて私の体験談交えながらご紹介しようと思います。
タンデム、タンデムパートナーって何?
タンデムとは、それぞれ違う言語を得意とする2人が、お互いの言語を学ぶために定期的に会って話したり一緒に勉強したりすることです。
なのでタンデムパートナーとは、簡単に言うと言語交換パートナーということになります。
ここでは自分の得意とする言語はネイティブでなくても、相手が納得するレベルであれば大丈夫です。
2人が前後に乗って走る自転車のことをタンデム自転車といったりしますから、2人でお互いに協力しあう、というところから「タンデム」「タンデムパートナー」と名付けられたのでしょうね。
タンデムパートナーの見つけ方
日本語を勉強しているネイティブ(並)の人なんてどうやって見つけるの…?
と不安になった皆さん、大丈夫です!
今の時代、ネットがありますから気軽に募集することもできますし、何と言っても留学で現地に行くのであればハードルはグッと下がるはずです。
大きな大学には日本学といって日本語や日本語文化を学んでいる学部があることがあるため、日本語をレベルアップさせたいと考えている学生も多いです。
なので、こういった機会を活用していきましょう!
ここでは具体的なタンデムパートナーの見つけ方をご紹介していきます。
大学のシステムを利用する
私もそうだったのですが、大学によっては海外からの学生用にタンデムパートナーのマッチングサービスがあります。
授業内で紹介されることが多いと思いますし、言語を扱っている先生はそういったシステムのことをよく知っていると思うので、まずはあるかどうか聞いてみてください。
私の場合は
- 授業内で紹介された大学内のサイトからフォーム入力(相手に求めるレベル、自分のレベル、住んでいる地区、性別の希望など)
- 大学側でマッチング
- 後日登録したメールアドレスにマッチングの連絡
- メールでパートナーと何度かやり取りしてからWhatsappへ
という流れでした。
学生や大学関係者しか登録できない仕組みになっているので安心ですし、やりとりも非常にスムーズでした。
日本学にコンタクトを取ってみる
もしもあなたの留学先に日本学の学部があるのなら、その学部や教授にコンタクトを取ってみるというのも一つの手です。
日本学を学んでいるならば日本語を学びたいという人も多いでしょうし、学部や教授の紹介ならば怪しい人を紹介されるリスクもありません。
私の留学先の大学では、学期の終わりに日本学の学生でお疲れ様パーティーを企画していて、大学メールアドレスに招待状が届きました。
残念ながら授業時間とかぶっていて参加できませんでしたが…
こういった集まりに参加すればパートナーを見つけやすいです。
大学の掲示板で募集してみる
大学構内の学食(メンザ)や教室脇などにポスターなどを貼れるスペースはありませんか?
タンデムパートナー募集中である旨を連絡先と一緒に書いておくと、見た人が連絡をくれるかもしれません。
具体的に書く内容は
- 名前(ニックネーム)
- 性別
- 母国語
- 勉強中の言語
- 現在のレベル
- なぜその言語を学びたいのか
- 趣味
- 連絡先(電話番号、Whatsapp、メールアドレス)
などです。
あなたがどんな人物か分かりやすいといいと思います。
この方法を使う場合は、個人情報を公に公開している点に注意してください。
また、大学構内に入ってきた大学とは無関係の人が連絡してくる可能性もあるので、連絡が来てもすこしおかしいなと感じたらすぐにブロック・着信拒否しましょう。
Facebookで募集してみる
Facebookに登録している方は「(住んでいる都市の名前) タンデム」「日独 タンデム」「Deutsch Japanisch Tandem」などと検索すると、いくつかコミュニティが出てくると思います。
そうしたコミュニティにとりあえず入ってみて、自分で投稿して募集してみたり、すでにある募集投稿の中から気になったものにコメントしてみたりするとパートナーを見つけられます。
メリットは
- Facebookは実名で登録している人が多く、プロフィールも閲覧できるので怪しい人とそうでない人が見分けやすい
- すでに募集投稿があるので、声をかけやすい
- 気軽に募集でき、つながれる
デメリットは
- とはいえインターネットなので相手の素性が確実には分からない
実際に会う時には十分に注意する必要があります。
アプリ・ネットの掲示板を使う
より手軽にパートナーを探したいという場合には、アプリやネットの言語交換掲示板などを利用するのもおすすめです。
掲示板だと
などが出てきます。
アプリだと、こちらが有名ですね。
特に上の「Tandem」はドイツに来たばかりころに私も使っていたので、実体験も交えてメリットとデメリットをお話ししたいと思います。
メリットは
- 気軽に始められる
- 利用者が多いため、つながりやすい
- 言語交換に特化しているため、使いやすくパートナーを見つけやすい
です。
本当に利用者が多く、登録した瞬間からメッセージが来たり、おすすめユーザーを紹介してくれたり、スピード感がすごいです。
ただ、一方でデメリットも多くあります。
- メッセージのやりとりが面倒くさい
- 出会い目的の人がいる(多い)
- ニックネームでの登録もでき、プロフィールも偽れるため素性が分からない
実際に会うのは、メッセージのやり取りを長く続けたり電話やビデオ通話をしたりして、相手のことがしっかり理解してからのほうがいいです。
それでも素性を偽るのは簡単なので、会うときは人の多いところで会う、夜には会わないなどの対策が大事になります。
タンデムをするときの注意点
なるべく同じレベルの人とパートナーになる
多く言われていることですが、重要です。
例えば相手がネイティブ並みに日本語を話せるのにこちらがドイツ語で数字も数えられないレベルだと、どうしても学習時間に差が出てきてしまいますし、精神的にもきついです。
ただ、時間的な問題は解決できます。
始めに決めごとをする
出来れば初回にあったときに、いくつか決めごとをしておきましょう。
具体的には
- 週に何回会うか
- 1回のミーティングの大体の長さ
- 1回のミーティングの中で何時間ずつどちらの言語をやるか
などです。
特に1回のミーティングの中でお互いの言語をどれだけやるかを決めておければ、前に挙げたように同じレベルのパートナーでなくても時間的な偏りはなくなると思います。
私の場合、初回のミーティングでだいたい週に2回会い、1回につき2時間、1時間ずつドイツ語と日本語をやる、ということを決めました。
デート目的・勧誘目的の人に要注意!
特にアプリや掲示板などのネットを通じてパートナーを探す場合、異性と出会う目的で募集を出したり声をかけたりしている人と出会う確率が高くなります。
実際に私もアプリを使っていた時に、メッセージのやりとりをしていたらいきなりホテルに誘われたということがありました。
パートナーとして会っていて結果的に恋人になるのなら分かります。
でもこちらにその気がないのに最初からそれ目的の人とパートナーになると、身の危険があるのはもちろんのこと、きちんと言語習得ができません。
勧誘目的の人については言うまでもありませんね。
なので、明らかに言語習得以外の目的を持っていると分かる人との交流は避けたほうが無難です。
終わりに
いかがでしたか?
タンデムはお互いの言語習得に協力しあうことができるWin-winな関係です。
気が合えば一緒に出かけたりする友達にもなれます。
ぜひ活用して、言語習得に向けて突っ走っちゃいましょう!
何か分からないところなどがあればコメントで遠慮なく質問してください!
現在、ブログのスタートダッシュとして毎日投稿をしています。
ぜひ明日も覗きに来てくださいね!
Kitty
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