私は2021年の9月の頭にドイツ・ベルリンに渡航し、それから1年間の交換留学を経験しました。
留学に行く前にイメージしていたのは
- 1年の留学を終えてドイツ語がペラペラになっている自分
- 沢山の友人に囲まれてパーティーをしている自分
などなど。
1年間も留学するのだから、さすがにドイツ語ペラペラくらいにはなってるでしょ~
くらいに思っていたんです。
しかし現実はそう甘くはありませんでした。
1年間経ってもドイツ語はペラペラとはほど遠いですし、友達も少ないです。
正直なところ、留学中の自分の行動にたくさんの後悔があります。
今回の記事では、留学を終えようとしている今思う留学中の3つの後悔についてお話ししようと思います。
この記事を読んで、一人でも多くの人が私のような後悔をしない留学生活を送ってくれると嬉しいです。
渡航前にもっと勉強しておけばよかった
始めたのが遅かったドイツ語
私は大学2年生になってから、第2外国語としてドイツ語の授業を履修しました。
コロナ禍だったこともあって授業はオンライン。
全体的にゆるーい感じの授業でした。
その頃私は何となく留学はしたいな、と思っていたもののドイツという選択肢を真剣に検討していたわけではなかったので、ドイツ語学習に対するモチベーションも低かったです。
その後、いよいよ交換留学に申し込むことになって留学先を検討した結果、ドイツが一番良いということに気がつき、慌ててドイツ語を真剣にやり始めました。
しかし中学生時代からコツコツやっている英語に比べてドイツ語はたかが1年。
ろくな基礎力もない上に、文法も単語も段違いに難しいドイツ語にやる気がわかず、勉強もそこそこに渡航してしまいました。
ドイツ語での授業は当たり前に難しい
そうしてドイツに渡った私は、渡航先の大学で試しにドイツ人学生向けの授業を取ってみました。
結果はもちろん撃沈。
教授が何を言っているのかも何もかも分からず、終始半泣きでした。
ここで私が学んだのは、
ドイツ語で何かを学びに留学に行くのであれば、最低限授業が理解できるレベルまで語学力を上げてから留学しよう
というごくごく当たり前のことです。
私はその当たり前のことが出来ていなかったために、ろくに授業を受けられませんでした。
言語の壁って思ったよりも高く分厚いです。
留学先で「その言語を使って」学びたいことがあるのなら、現地で学んでいるうちに語学力なんてついてくるでしょ~なんて考えずに、なるべく語学に関しての不安材料は無くして行きましょう。
もっと新しい友達を作る努力をすればよかった
新しい友達を作る機会はたくさんあったにも関わらず、元来の人見知りが発動して片っ端から話しかけるような勇気を持てませんでした。
もう少しの勇気を出せていたらより多くの人と知り合えていたのかな、と思います。
アパートか寮か問題
留学中に住む場所をアパートにするか寮にするか、渡航前に随分悩みました。
結局私が選んだのはアパート。
生まれて初めての一人暮らしで、文化的背景が全く異なる学生たちと問題なく暮らせる自信がなかったからです。
しかし、アパートは完全なる一人暮らしで、他の学生と知り合う機会が圧倒的に少なかったです。
あそこで勇気を出して寮に住んでいたら出会えていた友達もいたかもしれません。
一人の時間が大好きな私にとってアパートの環境は最高でしたが、次に留学するときは友達を増やすためにも寮に住むことも考えたいなと思いました。
待っているだけでは友達は出来ない
積極性は本当に大事です。
誰か話しかけてくれないかな~と待っているだけでは友達は作れません。
現地生や他の国からの留学生の中にも、新しい友達を作りたいと思っている人は多かったはずです。
人見知りだから、友達は深く狭くだから、と自分に言い訳をせずに、せっかくの留学の機会を最大限に有効活用すればよかったと思います。
もっと積極的にイベントごとに参加すればよかった
特に渡航して間もないころ、新入生向けや留学生向けのイベントの案内が多く届きました。
私は1つのイベント(ナイトクラブのようなイベントでした)に参加しただけで懲りて、もうそういったイベントには参加しないようになってしまいました。
要するにたまたま参加した1つのイベントが自分に合っていなかっただけです。
実際にはイベントごとには色々な種類があります。
例えば、学部主催のプチパーティーや、個人的な集まり、Facebookなどのオンラインで参加者を募る集まりなど。
その集まりによって集う人たちのタイプもそれぞれですし、合わなかったらすっと引いて違うイベントを探せばいいだけです。
1つ前の友達の項目とも被るのですが、1つのイベントに参加するだけで人間関係はグッと広がります。
新しい考えに感銘を受けることもあるかもしれませんし、語学力の向上にも繋がります。
1つのイベントが自分に合わなかっただけで心をシャットダウンしてしまったのはもったいなかったです。
終わりに
いかがでしたか?
今回の記事では私が1年間の留学生活を振り返って感じた3つの後悔についてお話ししました。
全体的に見て、もっと積極性があったら良かったのになと思うことが多いです。
何度も言いますが、せっかくの留学の機会です。
最大限有効活用できるように、普段やらないようなことにもトライしてみるチャレンジ精神が大事です。
これから留学に行かれる皆さんは、私のような後悔をしないように、どんどん新しいことにチャレンジしてみてください。
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Kitty
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