留学中に来て数か月。
どうしようもなく母国・日本に帰りたくなったり、何もかも嫌になったりしてしまうことってありますよね。
今まで日本という
- 言語も通じる
- サービスも良い
- ご飯も美味しい
- 家族や友達と気軽に会える
こんな最高に居心地の良い環境で過ごしてきたのに
- 言葉は通じない
- 文化が全く違う
- ご飯もイマイチ(もちろん美味しいところもありますが…)
- 家族や友達とは会えない、そもそも友達を作るのが難しい
そもそもの当たり前から違う環境に飛び込んだのだから、ホームシックになって当たり前です。
とはいえ、せっかくの留学期間。
なるべく色々なことを吸収して、たくさんの経験をしたいですよね。
この記事では、留学中にホームシックになったり、帰りたくなったりしたときに試してほしいメンタルケア方法をご紹介します。
大前提『自分を責めないで!』
まず大前提として、ホームシックになったり帰りたくなったりするのは当然のことです。
今までの環境とは何もかも違う環境で新しい生活を始めたのですから。
なので、帰りたくなってしまっている自分を責めないでください。
人間には「恒常性」というものがあって、今の状況から変わりたくない、という本能があります。
そんな本能に逆らって留学に来たというだけですごいことです。
ぜひ、自分を褒めてあげてくださいね。
それでは次に、実際に留学を経験した筆者おすすめの、具体的なメンタルケア方法をご紹介していきます。
家族や友達、恋人と電話をする
やはり、親身になって話を聞いてくれる身内という存在はかけがえのないものです。
ひと昔前なら、電話をかけることすら出来ず、手紙を送るしかなかったかもしれません。
でも今なら、スマートフォンという文明の利器があり、インターネットに接続すれば世界中どこでも繋がることができます。
身内と電話をして、ため込んでいたことを聞いてもらうだけでも、気持ちがスッキリするはずです。
可能であれば、顔を見て話すことができるビデオ通話がおすすめです。
日本人の留学生仲間と会ってみる
普段、語学の勉強のため、と日本人の留学生仲間との交流を避けている人もいるかもしれません。
それでも、もう限界!となる前に、とりあえずでも連絡先くらいは交換しておくことをおすすめします。
慣れない外国では、同じ文化で育ち同じ言語を話す仲間は、それだけで大きな支えになります。
もちろん四六時中日本人と一緒にいるようでは言語面での成長は遅くなってしまいます。
ですが、会ってみれば思わぬ新しい繋がりがあるかもしれません。
芸術に触れてみる
美術館、ギャラリー、コンサート、オペラ、ミュージカル、イベントなど、何でもいいです。
自分を癒してくれる空間に溺れてみましょう。
もしそういった催しが無い地域に住んでいる方は、パソコンで映画を見てみたり、自分で絵を描いてみるのもいいです。
芸術は心を豊かにしてくれます。
思った以上の癒し効果があります。
筆者も、留学中に気持ちが荒んだときにはよく美術館に足を運んでいました。
洗練された空間に包まれると、気持ちが一新され、また頑張る気力が湧いてきたのを覚えています。
とにかく体を動かしてみる
スポーツをしてみるのもストレス発散には有効です。
テニス、バドミントン、バレーボール、フットボールなど人と一緒にできるスポーツはもちろんのこと、ジョギングをしたりジムに行ったり、軽く散歩をするだけでもいいです。
汗をかいて体を動かすことによって、憂鬱だった気分が晴れることも多いです。
私が留学していたドイツでは、冬には毎日雨か曇り、昼の時間が極端に短かったです。
なので冬には鬱になる人が多いようです。
ただ、クリスマス前後にはクリスマスマーケットが開かれていたり、街がライトアップされていたりと、ささやかな楽しみはありました。
そんな楽しみを探しに散歩に出かけるのも楽しかったです。
旅行してみる
もし気軽に旅行に行ける地域に住んでいて、時間的・金銭的に余裕があるなら、思い切って旅行に行ってみるのもありです。
普段の生活から離れて、新しい場所に足を運んでみることで、リフレッシュになります。
気軽に日帰り旅行もよし、長期休みにがっつりと周遊するのもよし。
もしヨーロッパでの旅行を考えているなら、Omioは結構おすすめです。
飛行機、バス、電車の交通手段の中でどれが一番安くて早いかをパッと教えてくれるので、留学中は重宝していました。
終わりに
全く新しい土地での生活、ストレスが溜まって当然だと思います。
そんな自分を認めてあげつつ、徐々に、焦らずに自分のペースに戻っていきましょう。
特に、私もそうだったのですが、ストレスが溜まったときは部屋にこもってしまいがちです。
そんなときは、とりあえず一歩外に出てみるだけでも気持ちってだいぶ変わってきます。
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Kitty
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